論理の流刑地

地獄の底を、爆笑しながら闊歩する

R in Windowsの環境設定(.Rprofileまわり)

力を入れることの何倍も力を抜くことのほうが難しい。だが重要。

Introduction

備忘 of 備忘。

久しぶりにRに触る仕事をしているが、
なんか無理やりMacWindowsにファイルを移して環境を構築した*1ので、色々齟齬がでている(主に文字コードまわり)

やったこと

ファイル読み込みの際の文字コードの設定

基本的にMacで作ったコードファイルはUTF-8で保存されているため、options()$encodingを変更する。
具体的には、以下のコードを.Rprofileに追記する

options(encoding="UTF-8")

日本語でのプロット用の設定

ちなみに上の修正をしようと、.Rprofileを触ったら、「setHookとquartzFontががなんちゃら...」というエラーが出た。
前回Macで環境構築したのが昔すぎて忘却の彼方なので、なんだっけこれ?と調べた。
下の記事等を見るに図の出力の際に、日本語を使うための設定だったようだ。

qiita.com
marui.hatenablog.com


ちなみに、これはMacでの設定なので、Windowsでの日本語プロットについては、以下参照して設定するのがよい(参考URL1, 参考URL2
自分は基本的にメイリオがすきなので、下のコードではじめからメイリオを使えるようにしてる。

setHook(packageEvent("grDevices","onLoad"), function(...){
  grDevices::windowsFonts(Meiryo=grDevices::windowsFont("Meiryo"))  
} )

意味としてはパッケージgrDevicesがロードされたときに呼び出される処理として、windowsFontsのMeiryoパラメータとしてメイリオを設定している。
なんかイメージとしてはjavascriptのイベントトリガとかが近いのかなと思った(適当)。

これにより、par(family=Meiryo)とか、いきなり書ける。

おまけ

.Rprofileに書く作図上の文字コード設定上の処理と、その意味については以下のgithubで公開されている.Rprofileのコメントが参考になる

.Rprofile · GitHub


Enjoy!!


*1:今更初めてRstudio使ってるけどあんまり自分の感覚にfitしないな...