論理の流刑地

地獄の底を、爆笑しながら闊歩する

2018-01-01から1年間の記事一覧

積み上げ折れ線グラフをggplot2で描く

R

Motivation ggplot2()は割と綺麗なグラフが描けるので重宝しているが、 いかんせんそこまで高頻度で使うわけでないので、忘れてしまう。備忘として、積み上げ折れ線グラフの作りかたを書き記しておく。 参考URL URL1 ill-identified.hatenablog.com URL2 muk…

カーネル密度推定を君へ

Motivation 数値ベクトルが与えられているとき xの値が与えられていない区間についても、なめらかな形で確率密度関数を求めたいときがある。そんなときに多く用いられるのが、カーネル密度推定である。 カーネル関数をを用いた以下の式で、(実際の観測値の…

車輪の再発明としての二項ロジスティック回帰 feat. 指数分布族

Motivation ちょっと複雑なモデルを開発・実装しなくてはならないので、単体テスト的な意味で車輪の再発明をする。 サービス提供の質や速度の観点からすると車輪の再発明は望ましくないが、学習者は車輪の再発明をすることを恐れてはいけない、ってどっかの…

「泣き虫しょったんの奇跡」というか渋川清彦の奇跡(監督:豊田利晃)

『泣き虫しょったんの奇跡』本予告 客がいない 出先からの帰りに見た@池袋HUMAX。 公開初日だというのに、めっちゃ空いてて心配になるほどだった。いくら平日とはいえ。 やはり年齢層は50代以上の年配の男性が多い、という感じだ。 将棋ブーム(なのか藤井…

Stataで出力したregression tableをcsv形式で出力 by estoutパッケージ

備忘用。年を重ねるごとに物忘れが激しくなってしまうな。 Motivation Stataで回帰分析を行なった結果をExcelにうつすときのやりかた(これがbestかはわからん)。Texで出力するのがスタンダードでスマートなのはわかっているが、 実際の仕事だと(例えば出…

対応分析(correspondence analysis, CA)では一体何を「分解」しているのか

Introduction 小野滋さんの「読書日記」が久しぶりに更新を再開し、ひとり小躍りするGW中盤戦...前々回の記事で、SVDとはなんぞや、について解説した。 ronri-rukeichi.hatenablog.com この記事のなかで、対応分析も多重対応分析も結局はSVDだよーってちらっ…

【備忘】Rcppパッケージ使うためのURL集

R

the 備忘 of 備忘直近の仕事には使わないけど、(たぶん)数ヶ月以内に舞い降ってくるであろう仕事では、最適化計算の速度をあげる必要があるので、さすがに避けられなくなってきたか。Chapter 1 Rcppの活用ポイントによれば、 Rと比べて C++ で書くことによ…

ダンゴムシでもわかる特異値分解(SVD)

無脊椎動物なめんな。節足動物なめんな。 Introduction SVDの概要 基本の定義 便利な別表現 基本性質 前提知識:フロベニウスノルムによる距離の定義 性質①:最小二乗近似を得る方法としてのSVD 性質②:行列と転置行列との積の成分分解 性質②の具体的な例 性…

Catch up!(藤井猛, 2017, 「四間飛車上達法」)

四間飛車上達法 (最強将棋レクチャーブックス)作者: 藤井猛出版社/メーカー: 浅川書房発売日: 2017/12/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る非常にいい本だった(さすが藤井"てんてー"御大) 急戦(棒銀)への対応の定跡に…

「世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書」(佐藤知一, 2015)

モチうめぇ。ピザうめぇ。 Introduction プロジェクト・マネジメントという概念やその実行技術というものは、 業界や立場、そしてチームで仕事をするか/個人で仕事をするかという違いを超えて必要な知識だと思う。 (学校で教えてもいいくらいだと思う。道…